留学に使える奨学金を紹介
- Yui
- 2019年4月14日
- 読了時間: 5分
更新日:2019年4月17日
こんにちは、ゆいです。
留学に行くために必要なものはたくさんありますが、
中でも「お金」は全員に必ず必要なのではないでしょうか。
以前、留学を考えている大学生は「お金を集める手段を考え始めるべき」だと記事に書きました
その時の記事はこちら>>
そこで今回は、その一つの手段として「奨学金」のご紹介をしたいと思います

お金はないけど時間があるのが学生です
逆に社会人になれば、お金はあっても時間がなくなります
そんな人生のジレンマを解決してくれる「奨学金」に
力を借りることも考えてみてはいかがでしょうか
「奨学金」と一口に言っても大きく2つの種類があります
給与型
貸与型
また、支給されている対象もさまざまなので順番に見ていきましょう
海外留学に利用できる公的機関の奨学金一覧

文部科学省
留学を目指す人にとっての強い味方として広く認知されている「トビタテ!留学JAPAN」。
2013年10月より留学促進キャンペーンとして、将来世界で活躍できるグローバル人材を育成するための支援を行っています。
支援内容は奨学金、事前・事後研修の旅費、往復渡航費、授業料などがありますが、それぞれに定められた金額や上限、支援出来る範囲等がありますので、詳細については募集要項(支援の内容)を確認する必要があります。
申請には、留学計画書の作成が必要で、各申込書提出後に選考が行われ、支給者が決定されます。
日本学生支援機構(JASSO)
JASSOは文部科学省所管の独立行政法人です。
「貸与型」と「給与型」を含む、様々な種類の奨学金制度を提供しており、留学派遣プログラムを対象にした「海外留学支援制度(短期派遣・給付型)」も取り扱っています。
求められる資格・要件が多いですが、手厚い支援を受けることができます。
日本政策金融公庫(JFC)
「給与型」の奨学金を取り扱っており、その資金は修業年限が原則6ヵ月以上で、中学校卒業以上の方を対象とする教育施設が対象となっています。
学費以外にも、学校納付金(入学金、授業料、施設設備費など)、受験にかかった費用(受験料、受験時の交通費・宿泊費など)、在学のため必要となる住居費用(アパート・マンションの敷金・家賃など)教科書代、教材費、パソコン購入費、通学費用、修学旅行費用、学生の国民年金保険料など幅広く利用できることが特徴です。
支援金は世帯の年間収入によって異なります。
詳しくはこちら>>https://www.jfc.go.jp/
留学先の国ごとに支給資格がある奨学金(代表的なもの)

留学先の国の公的機関が留学生に対して提供しているものもあるので、
滞在する国が決定している場合はそちらからアプローチしてみるのもオススメです
ここでは、代表的な英語圏の国の奨学金例を挙げています
ヴァニエ・カナダ大学院奨学金
社会・人文科学、自然科学・工学、保健、リーダーシップ技術の分野において、大学院で優れた学術的成果をあげている人々を支援することにより、世界水準の学生をカナダの大学の博士課程に招き、定着させることを目的とした奨学金(年間50,000カナダドルを支給)です。
詳しくはこちら>>http://www.canadainternational.gc.ca/japan-japon/academic_relations_academiques/vanier.aspx?lang=jpn
オーストリア大使館
オーストリア大使館を通じて、毎年政府給費留学生の募集・選考が行われており、給費期間は最高9ケ月で奨学金の額は受給者の学位によって異なります。
地方自治体の奨学金(代表的なもの)

地方自治体単位でも奨学金が用意されているので、自分が住んでいる地域が提供しているかどうかも確認してみてください
埼玉県
埼玉県はグローバル人材を育成するために、留学生に奨学金を支給しています。
「埼玉発世界行き」奨学金支給制度や提携校への進学・短期留学を支援しています。
詳しくはこちら>>https://www.pref.saitama.lg.jp/
荒奨学資金貸付金(東京都府中市)
海外留学奨学金、海外ホームステイ奨学金を支給しています。
詳しくはこちら>>https://www.city.fuchu.tokyo.jp/
松本・土井アイリン海外留学助成金
海外の大学(大学院、学部)、短期大学、高等学校またはこれに相当する教育・研究機関へ1学年度以上留学する、26歳未満の大阪府、宝塚市民に対する留学助成です。
詳しくはこちら>>http://www.city.takarazuka.hyogo.jp/
まとめ
留学生が使える奨学金制度について代表的なものをご紹介しましたが、
現状として、国や地方自治体などの公的機関の奨学金は審査が厳しい・募集人数が少ないなど、
まだ広く一般にひらかれているものとは言えません
比較的ハードルが低いのは民間団体が提供しているものになってくるので、
「絶対に奨学金が必要!」という方は、そこを重点的に調べてみてください
また、所属している大学経由で留学に行く場合、
大学が支給する奨学金を受け取れる場合がありますが
ほとんどの場合、大学ごとに決められた家庭の経済状況の基準を満たすか
成績優秀者でないと審査に通りません
以前の記事で、留学に行くことを考えている新入生は
大学1年の春学期から成績を意識して履修登録をする必要がある
という話をしましたが、それは単に留学先や選択できる授業の選択肢を広げるだけでなく、
このような支援の選択肢も広げることにもなりとても重要なので、
後悔のないようにぜひ頑張ってみてください
留学とお金は切っても切れない関係です
しかし、実際に私の知り合いにも支給型の奨学金を受けて留学し、
生活費も含めて支援を受けられた結果、「黒字留学」になったという強者がいました
少しでも家計を支えたい!
留学中はお金の心配をしないで勉強に集中したい!
せっかく海外に行くのだから、旅行にも行きたいし、美味しいものを食べたい!
と、どんな理由にせよその手助けをしてくれる「奨学金」について
あなたの留学スタイルに合うものを調べてみてください:)
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