Netflix留学のススメ(作品紹介もあるよ)
- Yui
- 2019年4月15日
- 読了時間: 7分
こんにちは、まだ“4女の現実を受け止めきれない”ゆいです
今回は、語学勉強を始めた頃の新鮮な気持ちを忘れかけてしまった人や、
「モチベーションって何だっけ?」
という人に読んでほしい記事です
突然ですが皆さん
「好きこそ物の上手なれ」
ということわざを知っていますか
“好きなことにはおのずと熱中できるから、上達が早い物だ”
という意味の言葉です
さすが昔の人が言い伝えてきた言葉って重みがあるし、真実だなぁと思います
そして最近、それをすごく実感したエピソードから提唱したい説があります
「言語上達の近道は、意外と娯楽説」です
きっかけは、韓国語を勉強する友人でした
私は高校時代から第二外国語として「スペイン語」を選択していたのですが
面白いほど難しくて、諦めてしまいました
大学の授業でも2年生まで必修だったので初歩的なことはわかるのですが
それでも「やっと旅行にいけるかな」程度です
しかし、私の周りで韓国語を勉強している友人の多くは
私と同じ年月かそれ以下の期間で韓国語と向き合っているのに
上達具合が全く異なるのです
(韓国語ペラペラだったり、何なら韓国人のイケメン彼氏を捕まえてる人までいます)
私はこの現象が起きる理由として
韓国語を勉強する人は、韓国の文化が好きなことをきっかけとして学習を始める傾向が強く
それがモチベーションとなるのに対し、第二外国語という名目で限られたプログラムの中から
「なんとなく響きがかっこいいから」とか、「将来役に立ちそうだから」という安易な理由だけで言語を選択した私たちとは根本的に“やる気”が違うのだと考えました

そして最近
私にもついに「韓国ブーム」が訪れたのです
それは、韓国料理ブーム!
韓国料理というジャンル自体は昔から好きでしたが、それに拍車をかけたのは
モッパン動画で有名な韓国のYoutuber【Nado】さんでした
チャンネルはこちら>>
可愛らしい女の子が大量の韓国料理をすごく美味しそうに
ペロリと平らげる“だけ”の動画に虜になりました
そして、Nadoさんの話す韓国語が可愛すぎて
いつの間にか「韓国語の魅力」にまで気づいてしまったのです
動画には日本語字幕が付いているので
意味を確認しながら動画を見続けること一ヶ月程度
その時は突然に訪れました
なんと、幾つかの単語が聞き取れるようになっていたのです!
挨拶や、毎回決まって話す単語、さらにモッパン動画なので味の感想に関する単語など
「勉強しよう」と意気込んだわけでもないのに、毎日楽しく動画を見ているだけで
曲がりなりにも3年間続けたスペイン語より会話が聞き取れるようになってしまったのです
革命でした(笑)
まだまだ修行中の身ですが、「好きこそ物の上手なれ」という言葉を“体感”した経験でした
そして同時に、「好きじゃないと結局続かない」とも思ったのです
例えば、英語圏へ留学を考えている皆さんは
英語におけるこのような経験をどこかのタイミングでしてきているはずです
理由はそれぞれあるにせよ、何らかの「成功体験」に基づく“喜び”が
最初のうちの言語学習のモチベーションになったのではないでしょうか

洋楽や洋画が好き
海外旅行で英語が通じて嬉しかった
外国人に道を聞かれて答えられた時周りの人に褒められた
最初は“すごく小さな一歩”でも、自分にとっては嬉しくて「もっと学びたい」と純粋に思えた出来事
しかし同時に、言語習得の過程には「挫折」もあると思います
そしてこの挫折というのは厄介で、時に私たちから自信を奪い去り
最初の一歩につながったモチベーションとなる喜びを消し去ってしまうことがあります

例えば
英語が得意だと思っていたのに、いざ留学してみたら全く自分の英語が通じなかった
高校進学や大学進学のタイミングで化け物のようにペラペラと言語を操る同級生を見て力の差を感じた
帰国子女って何?バイリンガルってどういうことよ?など
「英語ができる」と一口に言っても、そのレベルは様々
しかし、世間一般では(特に日本社会では)スラスラと綺麗な発音で話せることを一つの能力の指標とされ、同じ土俵で比べられる
他人の環境や才能に嫉妬を覚えることもあるでしょう
時には自分の現状をそうした外的要因のせいにしてしまうこともあるかもしれません
「ねえ、Netflixの話はいつ始まるの?」
すいません、なぜか真面目な話になってしまいましたが、
私が今回お伝えしたいことは
シンプルに一つ「好きこそ物の上手なれ」です
挫折を味わうこともあるし、
言語なんて学習すればするほど疑問が出てくるものだと個人的には思っています
しかし、そういう時こそ
学習を始めるきっかけになった“喜び”や、積み重ねてきた“成功体験”がモチベーションだったことを思い出して欲しいなと…
そして元をただせば、最初は「娯楽」が入り口だった人って多いのではと、
今回の実体験から感じたのです
だから、「Netflix見よ」
と伝えたい、それだけです
Netflix見て、「英語ってわかると楽しいじゃん」って
映画の中でカッコよく英語を話す俳優さんを見て、自分もこうやって英語話そって
聞き取れるようになる「成功体験」と
自分が英語を話す具体的なイメージを「モチベーション」にできる
Netflixならね
(※決してNetflixの回し者ではありません)
しかもベッドの上でね
(※もう一度言いますが、Netflixからは一銭もいただいておりません
むしろ毎月支払っています)
ここで「Netflix留学」に興味を持ってくれた皆さんに
個人的なNetflixのオリジナルコンテンツのオススメをご紹介いたします
ここから始めよう、Netflix
『13 Reasons Why -13の理由-』
アメリカの高校生生活のリアルが垣間見れます
ストーリーも面白い
年代が近いことで話されている英語も若くてスラングなども学べるのでオススメ
『Stranger Things -ストレンジャーシングス-』
ミステリー要素が強くて謎が謎を呼ぶ展開が癖になります
メインキャラクターの年齢が若く、英語も聞き取りやすいです
SFなので、性別も世代も関係なく楽しめます
『Final Table』
世界中から集められたシェフが、各回異なる世界中の料理を作ってきそう料理番組です
日本人の審査員や日本食についてもたくさん触れられるので料理好きでなくても楽しめます
「食」に関する英語って意外と知らない割に会話にはたくさん登場するので要チェックです
『Back with EX-バッグ・ウィズ・エックス 元サヤに戻ってみる?-』
元カップル同士が元サヤに戻れるか検証するリアリティ番組
恋愛に関連する単語を楽しみながら学べます
ついでにアメリカの恋愛事情もしれて一石二鳥
なぜNetflix?
実際、動画配信サービスは他にもたくさんあるのでなんでもいいんです
しかし、Netflixの良い点としては
海外で主流→本当に留学した時や外国人の友人と共通の話題になりやすい
英語字幕・日本語字幕がつけられる→これ便利
関連作品として上がってくるオススメ作品が本当にオススメ(個人的に)
要するに“直感”です
なので、自分に合うサービスを見つけるのも全然あり!
まとめ
なぜ私が急にこんな真面目で当たり前な話を始めたかと言いますと
先日行われた東京大学の入学式(2019年4月12日)で新入生に向けて上野千鶴子氏が放ったメッセージがすごくズシンと心に響いたからです
“あなたたちは頑張れば報われる、と思ってここまで来たはずです。ですが、頑張ってもそれが公正に報われない社会があなたたちを待っています。そしてがんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものが、あなたがたの努力の成果ではなく、環境のおかげだったこと忘れないようにしてください。”
めちゃめちゃいいこと言っているので、お時間がある人は全文確認して欲しいのですが、
特に響いたのがこの言葉です
(式辞としてどうなの、とかジェンダー論押し付けすぎとか色々意見はあるみたいですが、シンプルにこの言葉は正論だと思いました)
全文はこちらから>>
自分自身が今、学生と社会人の間のちゅうぶらりんな状態にあることもあって
今まで「自分がやりたい」と思ったらそれを邪魔するものが何もなくて
「全力でそれをやっていいんだよ」という環境にいたこと自体がすごく貴重なんだなと最近思うのです
まだ社会のことはわかりませんが、学生ではなくなった時
もう自分と同じ目線で物事を見て、一緒に考えて「自分自身の頑張り」を評価してくれる人はいなくなってしまうのではないでしょうか
みんなどうにかして「結果」で努力を証明しないといけなくなります
だから、挫折することも自信をなくすことも、時には誰かに否定されることもあるかもしれないけど
その現状に不満を持つのではなくて、どうしたらモチベーションを保てるのか、自分が何かを始めたきっかけや、当初何が楽しくて続けられたのかと向き合って、転んでも起き上がるしか、前に進む方法はない気がしました
だからこそ好きなもの!
楽しいと思えるものを得意に!
誰のせいにもできないし、自分で責任を取るしかないなら
どうせなら好きなことしてたいじゃないですか(笑)
それなら頑張れる気がするじゃないですか(笑)
まさに「好きこそ物の上手なれ」です
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